【だれが運用してるの?】投資信託を0から100まで完全理解!

基礎知識

投資信託って、誰かが代わりに投資してくれてるのはわかるんだけど、いまいち全体がわからないんだよねー。

そんな方向けの記事です。

今回は、なかなか見えづらい投資信託の中身について解説していきます!

この記事でわかること
  • 投資信託の全体像
  • 投資信託に関わる登場人物(だれが運用してくれてるの?)
  • 投資信託が投資している企業

投資信託とは?

投資信託とは、

  • 私たちのような投資家から少しずつお金を集めて
  • 資産運用のプロ(ファンドマネージャー)が
  • 株や債券に分散投資して運用してくれる

というものを指します。

名前の通り、投資じて託すんだね。

ちなみに投資信託は、ファンドとも呼ぶんだよ!

誰が運用してるの?

でも信じて託すって言っても、誰に託してるの・・?

投資信託は初心者でも始めやすい投資手法ですが、
その中身ってなかなかわかりづらいですよね。

まずは、登場人物を見てみましょう!

  • 投資家:お金を払って、ファンドを買う人。
  • 販売会社:ファンドを売る人。窓口となる人。
  • 運用会社:どう運用するかを決める人。ファンドマネージャーとも呼ぶ
  • 信託銀行:お金を管理して、運用会社の指示に従って売買をする人

一人ずつ見ていきましょう!

販売会社

販売会社は、私たちに投資信託を売ってくれる人たちです。

まず前置きの知識として、投資信託は非上場の商品です。

上場と非上場

上場とは、市場に株などの商品が並ぶことを指します。

たとえば、スーパーに並ぶ野菜をイメージしてみましょう。

スーパーの野菜は私たち一般人でも自由に買うことができます。
一方、スーパーに並ばない業務用の野菜は基本買うことができません。

投資の世界でも同様のことがいえます。

  • 上場しているもの:市場に並ぶので、自由に買える
  • 非上場のもの:市場に並ばないので、基本買えない

投資信託は非上場のため、私たちは通常買うことができません。
そこで、窓口となって売ってくれるのが「販売会社」です。

販売会社は主に、証券会社、銀行、郵便局などが当たります。

僕は楽天証券でファンドを買ってるから、販売会社は楽天証券だよ!

運用会社

運用会社は実際にファンドの運用方針を決める人です。

彼らは毎日、

  • 日本や海外の経済情報を集め、
  • 企業分析を細かく行い、
  • どの企業の成長が期待できるか

などを細かく分析して、運用方針を決めています。

そうして調べた情報をもとに

この企業は、将来期待できそうだから買い♪

と投資する企業や分散のバランスなどを整える、とても頭のいい人たちです!

インデックス運用とアクティブ運用

プロが自分で企業を厳選して運用することをアクティブ運用と言います。

一方、日経平均やS&P500など、有名な指数と同じ動きをするように運用することを
インデックス運用と言います。

インデックス運用に比べて、アクティブ運用は調査や運用のコストがとてもかかります。
そのため、後ほど紹介する信託報酬(人件費)が高くなりがちです。

一般的に、インデックス運用の方が勝率が良いって言われてるよ。
自分が買う投資信託がインデックスかアクティブかは確認しておこう!

信託銀行

信託銀行は、私たちが払った運用資金を管理する人たちです。

また、運用会社から指示を受けて、実際に売り買いの取引を行なっています。
取引の結果、得られた利益は私たち投資家に分配してくれます♪

僕たちの資金は、銀行の資産とは完全に分けて管理してくれてるよ。
だから銀行がもし破綻しても、この資金は守ってもらえるんだね!

何に投資してるの?

投資信託が実際に投資してる企業と割合は、きちんと公開されています。

投資信託の中でも超有名な「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を例に見てみましょう!
https://emaxis.am.mufg.jp/fund/253266.html

公式HPにある「交付目論見書」がそれに当たります。

うげ〜文字がいっぱい・・

複雑に見えますが、見る箇所は1ヶ所のみ!
目論見書の「運用実績」に、投資してる上位10銘柄が記載されています。

iPhoneのAppleにNVIDIA、Microsoft・・私、超大手の株主だったのね・・!

さらに、比率という欄を見るとAppleは7%とあります。

つまり投資信託に10万円投資したとすると、
10万円のうち7000円はAppleの株を買っている、というイメージです。

金額に置き換えたら、わかりやすくなるね!

どんなコストがあるの?

投資信託のコストは大きく3つあります。

  • 購入時手数料:ファンドを買うときに払う
  • 解約費用(信託財産留保額):解約時に払う
  • 信託報酬:運用中の人件費

①、②のコストはかからないものが多いですが、一番注目したいのは「信託報酬」です。

これは上述の登場人物 3社に支払う、人件費に当たります。

手数料の請求なんてこないから、報酬を払ってる実感がないんだけど・・

信託報酬は、みんなが払った資金の山の中から、毎日少しずつ引かれています。
総資金の中から引かれるので、一人一人に請求はいきませんが、間接的に全員で支払っています。

ちゃんと確認しないと、ぼったり商品に引っかかっている可能性もあるよ!
しっかりチェックしよう!

具体的にどのくらい支払ってるの?

こちらも、目論見書の「ファンドの費用」に記載されています。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の総資産総額は現時点で約6兆円超なので、報酬率は赤枠部分です。

 ※ 「委託会社」 → 運用会社、「受託会社」 → 信託銀行を指します。

信託報酬が0.07%は驚異の安さです・・!

なお、一般的に信託報酬が1.5〜2%以上のファンドには要注意!
たいていがぼったくりファンドと呼ばれるものです。

仮に、100万円を10年運用した場合に支払う報酬額は以下の通り。

信託報酬率10年間で払う報酬額
0.1%約1万5000円
2%約28万5000円

報酬率の違いだけで、約28倍も多くコストを払っている可能性があります!

販売会社おすすめのファンドは要注意!!

目論見書を見ると、販売会社の報酬の割合が高いことがわかります。

報酬率は運用会社が決めますが、最終的には、販売会社に提案・交渉して決まります。
なので、販売会社の割合が多くなることもしばしば。

当然ですが、販売会社は利益になるので、報酬が高いファンドを私たちに勧めたいですよね。

販売会社がおすすめするファンドは、くれぐれも注意しましょう!
近づかない or 信託報酬をきちんとチェックすることを忘れずに。

まとめ

投資信託は、プロにお金を託して運用してもらう仕組みです。
その裏側では、

  • 販売会社
  • 運用会社
  • 信託銀行

という3つの役割が関わり合いながら、お金を動かしています。

また、投資信託には信託報酬などのコストがかかります。
ファンドを選ぶ際は手数料をしっかりチェックすることが大切です。

中身が見えたら、より安心してお金を託せるね♪

自分が今買ってる投資信託がどんな商品か、みんなも見てみてね!